今年のゴールデンウィークは、地味にハードスケジュールでした。 老人保健施設に勤務しているので、連休といっても「ずっと休み」にはなりません。 パート勤務なので希望すれば休めるのですが、24時間365日の社会福祉施設で働く「宿命」だと思い、3日間は出勤しました。
そんな中、実家に母が使っていた車椅子を取りに行く「ついで」に、南さつま市役所周辺で開催されていた砂の祭典を見に行きました。 久しぶりに訪れた加世田の街並みは、雰囲気が変わっていて、「あぁ、時代は流れているんだな」としみじみ。
駐車場を探して市役所周辺をぐるっと回り、第4駐車場(加世田小学校)に停めて歩いて会場へ。 加世田小学校がとてもきれいになっていて、「建て替わったね…」と感じました。
「砂の祭典」会場では「砂の祭典2026。今年で39回目となります…」というアナウンス。 「へぇ、そんなになるんだ」と思いながら、小学生の頃の「ほぼ強制参加」の砂像づくりや、その前の「環境整備という名のゴミ拾い」を思い出していました。
私は今46歳。小湊小学3年生(6年生の時も)の担任は美術・図工が専門の先生で、砂像づくりにはとても熱心でした。新規採用の男の先生で、今思うと「フットワークの良い」先生でした。
砂像づくりの準備段階で「 牛乳の成分で砂が固まるから…」と、土曜授業の「牛乳だけの給食」を飲まなくてよかったのは嬉しかったけれど、「親も子も本当に大変だったなぁ…」と懐かしく思い返しました。
あの頃は、誰かの親が子どもたちを車に乗せて会場まで連れて行ってくれたり、子ども会単位で会長さんが皆を引き連れてゴミ拾いをしたり…。 今思えば、私の中ではちょっとした「黒歴史」のような思い出です。
最近の砂の祭典は、会場が街中になり、コンセプトも「町おこし」的でとてもオシャレ。 飲食店も多く出ていて、私は今の雰囲気は、「それはそれで好き」です。
昔は吹上浜でしていた砂像づくりも、今は市役所の特設会場でチケットを買って体験するスタイルに変わっていて、「便利になったなぁ」と感心します。
一緒に行った末娘が「砂像づくりしたい」と言うので、 1回20分・1人200円のチケットを購入しました。
ところが、いざ並んでみると長蛇の列。 待っても進まず、時間切れで体験できず…。 先にチケット買うから「お金まで払ったのに…」と悔しさが込み上げてきて、せめてもの記念にチケットだけ写真に残しました。
結局、砂像づくりはできませんでしたが、 色のついた砂を瓶に詰めるワークショップや、養鶏会社のひよこの塗り絵に参加してお菓子をもらったりして、それなりに楽しく過ごせました。
時代とともに、祭りの形も街の姿も変わっていきます。 それは「進化」でもあり「変化」でもあるのだけれど、 ふとした瞬間に、昔の風景が遠ざかっていくような「少し寂しい気持ち」にもなります。
それでも、こうして娘と一緒に歩いた今年の砂の祭典は、 また新しい思い出として心に残るゴールデンウィークになりました。(めでたしめでたし)

