近況報告です。10月になりました、「里親普及月間」です。

今日は。ファミリーホーム「米重さん家」を「休止」してから1カ月が過ぎました。
委託児童の話はありません。未委託が続いています。
「私も、家族も、毎日が大変だけれども、元気に暮らしています…」のお知らせです。

私は、医療法人玲心会 介護老人保健施設「サンセリテのがた」に再び勤務しています。
再びなのは、以前も勤務していました。ファミリーホーム「米重さん家」の開設準備で、農作業場を居住できるように部屋へと改築工事していた時にも(作業場が無くなり農業できない時期もあったので)、勤務していました(お世話になっていました)。
職場の同僚たちは、その当時も応援してくれました。クラウドファンディングの準備期から、度重なる勤務変更にも柔軟に対応してもらったし、実際のクラウドファンディングにも応援を貰いました。感謝です。

ご利用者様からも、「エール」貰っています。
四捨五入すると100歳になる「心は乙女」のマダムに、「花子ちゃん、久しかぶいやっが(お久しぶりですね)、また、よろしゅう頼んでな(よろしくお願いします)」と言われ、存在を認識されていたことへの驚き=憶えていたことへの驚きと、
「何があったのかはしたんどん(詳しい詳細は把握していないけれど)、私の人生に比べたら『大したことじゃない』、まだ若い、何でもできるよ」と第二次世界大戦時が乙女時代だったマダムの『絶対に反論できない』エールを辛うじて受け止めながら、介護現場に立っています。

前回の勤務時には、日本に来たばかりで、日本語も仕事内容も「たどたどしい」感じだったミャンマー人のスタッフが、本当によく仕事が出来て、日本語も上手になり、ちょっとだけれども鹿児島弁まで駆使しながら会話していて、彼女たちの働きに感銘を受けています。長く日本で、出来れば同じ職場で働て欲しいな…と願っています。

10月は里親普及月間です。10月4日は「里親の日」

これは、お知らせ。
里親が増えて欲しいな…と思っています。

国の方針は「家庭擁護の促進」=「里親普及」なのだけど、私の周りでは、「正直な所、それは、どうなのでしょうかね…」って感じです。

大学への進路選択を検討している若者から、将来の仕事として「ファミリーホームをしたいと思っているのだけど…」という相談(というか、ご意見ください…)を受けました。ちょっと前だけれど。まだ、「休止」判断をする前の頃。

私の考えとして、チャレンジすることは大事だし、大人になっても夢を持つことが素敵だと思っているので、「何でもやってみなさい」と思っている人です。基本的には。だから、たくさん勉強して備えておくことが大事だと思う…と応援しました。

賢い学生さんで「ご自身のお子さんにも、同じ返答をしますか?」と問われました。
「いいえ」と即答している私が居ます。我が子にファミリーホームの開設をする道は、棘(いばら)の道過ぎるから、勧めないです。「ファミリーホームをしたい」と申し出てきたら、全力で反対するだろう…と思います。
それを、隠すというか誤魔化すのも「オカシイ」と思ったので、かなり丁寧な物言いに変換したけれど、わが身に起こっている現実(リアル)を伝えました。

鹿児島県内の学生さんに、「広く、場所を検討した方が良いと思う。まずは、一緒にファミリーホームをしていきたいと協力してくれるパートナーを見つけることが先決なのだけど…。地元(鹿児島県)に拘らない生き方も検討した方が、『賢い』とは思う。」と『まとめ』ました。

(画面越しだけど)目の前にいる人の事を思って意見する内容が、自分の理想というか、本当の想い=本当は、「すごく良いね。一緒にやっていきましょう」となることだけど、それは言えない現実に、プロパガンダに終わって欲しくはないな…と思う、10月の里親普及月間と、10月4日「里親の日」です。