鹿屋市子ども福祉課が来てくれました。

4月2日(火)鹿屋市子ども福祉課が訪問してくれました。
「米重さん家」の見学と、ショートステイ/鹿屋市子育て短期生活援助事業の受入れ打診に来られました。

ちょっと、知らない人には「?」がつく感じですが、ショートステイ(一時預かり)と一時保護は管轄が違います。
ショートステイ(一時預かり)は、市町村の管轄で、「本人(親と子どもの両方)の同意」があって、「事前に」予定が分かっています。
一時保護は児童相談所(鹿児島県)の管轄で、事前に分かっている場合が多いですが、「いきなり」もあります。
一時保護の後は、施設入所になる場合もあれば、親元に返されることもあります。一時保護期間中に処遇方針決定をする場合が多いので、未来が分からないことが普通です。
一時保護には「職権保護」といって、本人の同意が無くても(親の同意がない場合もあるし、子どもが事前に保護されることを承知していない場合も中にはあります)保護するケースもあります。

私は、養育里親に登録した時も、その後の年度初めにある養育状況調査の時も、ずっと「一時保護はしません(できません)。一時預かりはします。」とお伝えしてきたけれど(この管轄は、鹿児島県)、その意向は通じていないことが、今回の訪問でクリアに分かりました(😿)

鹿屋市で分かっていないのならば、車で30分以内の場所(大崎町、霧島市、曽於市、垂水市、東串良町)にも通じてはいないだろうな…と思うことでした。そして、こんな場合には、どこがどうするのかが、良く分かりません。
私は神様に祈祷するしかないのだろうか…と思いつつ、この投稿を書いています。

ホームが開業して2カ月半、委託児童はまだ居なくて(それは、鹿児島県は平和であるということだから、ある意味喜ばしいことなんだけど…)、「ホーム運営」=「生業」として考える時には、かなりの死活問題です。でも、自らが営業活動するような分野でもない(と思う)このファミリーホーム事業の入り口を、どうアピールするのか…悶々となります。

令和4年の児童福祉法改正で、ショートステイ(一時預かり)にも「親子で利用できる」も加わりました。子育て負担の軽減が「息抜き≒レスパイトケア」も含めると、ステージアップした…と思っています。
高齢者福祉の介護保険は2000年にスタートして、25年が経過し、介護負担の軽減にショートステイ(短期入所)をケアプランに組み入れることは、在宅ケアの常識にまで浸透したな…と思っています。核となるケアマネージャーさんの力量や、受入れ可能となる社会サービスの「量」も「質」も、児童分野とは桁違いに豊富です。
同じようになるとは思えないけど、「色んな選択肢がある」を示せる社会になって欲しい…と願っています。

次女が、お客様に「梅ケ谷餅」を作ってお出ししました。上手にできました。ありがとう。

鹿屋市の市民講座で堀之内節子先生に教えてもらった、お茶菓子です。実は、先日の鹿屋市更生保護女性会の皆さんが来た時も作ったのですが、その時には失敗して、今回はリベンジでした。中に入れる餡子を「かごしまんま」さんの鹿屋在来種の小豆「かのや姫小豆」にしたのが成功の鍵だと勝手に思っています。