4月3日(木)、畜産農家さんのお家に、牛の見学に行きました。
春休みのビックイベントです。
『畜産王国』鹿児島が誇る和牛、「かごしま黒牛」です。入田さん、本当にありがとうございました。

出産前のお中に入っている妊婦さんの牛から、生まれたばかりの子牛、鼻にピアスみたいな輪っかをつける前の若い牛、出荷前のデッカイ牛(900㎏超え)、角がデッカイ牡牛、頭に何か髪の毛のように鬣がある牛、色々な成長過程を丁寧に教えてもらいました。牛に触ることもできて、「牛さんて、ちょっとあったかいね」と可愛い感想を話していました。
入田さんは、私がNHKの新春スペシャルインタビュー(2025年1月8日)に出た後、「自分も何か出来ることで力になりたい」と申し出て下さり、本当に嬉しく、有難い申し出がありました。入田さんは、肝付町の牛農家さんです。その申し出に甘えて、春休みに子どもたちを連れて、「牛を見に行く」ことにしました。
私たちが住む鹿屋市輝北町も畜産王国で、自宅近くには6000頭(4桁です、凄い)の牛を肥育している農家(会社)もあります。でも、私も子ども達も牛をこんなに間近で見たことは無く、触ったこともなかったです。「牛舎」も「鶏舎」も「豚舎」も衛生管理などの理由から「気軽に」尋ねることが可能な場所ではありません。『畜産王国』鹿児島県の子どもであっても、牛を触ったことがある…経験が出来ている子どもは、そんなに多くない…と思っています。
だから、今回の経験は子どもたちにとって、とても良い経験になりました。畜産農家さんが、丁寧に愛情をかけて育てた牛を「命を頂く」って意味を、子どもたちなりに考えて欲しいと願っています。
一頭一頭に名前を付けて、「顔を見れば誰なのかわかるようになるよ」と教えてくれました。牛は長~いまつ毛に、よく見ると眉毛もあって、目がとってもかわいいです。男の子には「漢字の名前」が付けられていて、女の子は「ひらがな」で名前を付ける決まりがあると教えてもらいました。カルテのような管理台帳もあって、「記録関係も大変だな…」と感心することでした。安心安全を届ける…って、大変な努力の上に成り立っているのだと、改めて学習することでした。

さくらの花が咲き誇る、大隅広域公園に立ち寄りました。とっても素敵な公園で、広々としていて、子育て世帯には有難い公園です。大型遊具もあります。ゴーカートも出来ます(今回はしなかったけど)。立派な体育館もあって、沢山身体を使った遊びが出来る場所です。
今日のような、豊かな休日が過ごせることに「幸せ」を感じます。
何でもカンでも、経済優位に考えるのも良くないけれど、今日の様な休日の過ごし方を「農家さんにお金が落ちる」形で、プランニングしていきたいです。生活の中に子どもの声が聞こえる…って大事なことで「元気を貰います」から。体験学習の格差が、小さくなって欲しい。田舎に住む子供たちに、「田舎も悪くないさ」と思ってもらえるような、カッコイイ大人を身近に見つけられる創意工夫が必要だよな…って思っています。
カッコイイ大人代表選手、入田修平さん、本当にありがとうございます。感謝です。