梅仕事と、いろいろ

令和6年度かごしま地域プロデューサー実践養成講座のスター、伊佐の福山雅治さんから、梅をたくさん頂きました。

正確には、梅だけではなくて、レア焼酎も、ケーキも頂きました。ありがとうございます。

写真はきれいに洗って「おへそ」を取った後の梅を、さらに熟成度に応じて選別する「お手伝い」の様子です。
率先して行ってくれて、大変助かっております。ありがとう。

今年1月に亡くなった母親と、15年前までは、梅仕事をしたものでした。私が独身だった頃の話です。
母は長く、病から身体が動きづらい障害を抱える、身体障がい者でした。

梅が「三毒」を浄化する…(梅には「三毒を断つ」と言われる健康効果がある)ので、

血の毒: 血液の汚れや滞りを浄化する。
水の毒: 体内の余分な水分やむくみを解消する。
食の毒: 消化不良や食あたりを防ぐ。…etc

その三毒を取り除けたら、「今よりも元気になれないだろうか…」と願いながらも、「そんなミラクルは無い」と悟りつつ、日常の愚痴を語りながら、梅の「おへそ」取りをしていました。

あの当時は、自分が母親になる未来を全然思い描けていなかったけど(「生涯独身…」のライフプランだっだ)、
母となり、娘の愚痴「学校のプールに早く入りたい」「大雨だったら入れない」を、ずーっと聞きながら、梅仕事するのも「…ちょっと良いな…」と感謝の時間でした。

そういう平和な「何でもない日常」が、「誰かの憧れ」でありますように。


伊佐の福山雅治さんが、去り際に「開業後の1周年には、またケーキを持ってくる」と「粋な」セリフを残していきました。盛大な祝いが出来る未来となりますように~。