あたりまえの暮らしが、
誰かの希望になる。
こんにちは、「米重さん家(げー)」です。
鹿児島の方言で、親しい人の家のことを
「○○さん家(げー)」と呼びます。
そんな、いつでも立ち寄れる場所でありたい
という想いを、この名前に込めました。
ここでは、実の子も里子も
一緒に暮らしています。
時には笑い合い、時には喧嘩もする。
そんな何気ない日々の中で、
私たちは新しい「家族」のかたちを
育んでいます。
ファミリーホームと農家との
二刀流という特徴を活かし、
土に触れ、作物を育て、
自然とともに過ごす暮らし。
その中で子どもたちは、
きっと大切なものを見つけていくはずです。
この輝北の地で、
私たちは 子どもたちの「ただいま」を、
これからもずっと待ち続けていきます。
「ただいま」が、つながっていく

Point1.
我が子がいて里子がいる
夕飯の支度をしながら宿題を見る母の姿、休日に畑仕事を教える父の背中。そんな何気ない風景の中で、子どもたちは「家族」というものを感じ取っていきます。
血のつながりの有無で家族を線引きしない。それは特別なことではなく、あたりまえの選択として受け入れられる社会へ。
この家から、その第一歩を踏み出していきたい。
Point2.
農家×ファミリーホーム
私たちの家では、季節の移ろいとともに暮らしがあります。春には土に種をまき、夏には作物の成長を喜び、秋には収穫を分かち合う。
自然と向き合う農家の暮らしは、子ども達が自らの心を豊かに育て、「生きる力」と「希望」の種をまき育てていくと、私たちは信じています。毎日の小さな発見や驚きが、かけがえのない成長の糧へ。


Point3.
いつでも帰れる「実家」として
「今日も良い一日だった」「ちょっと困ったことがあって…」「実は、すごく嬉しいことがあったんです」。どんな言葉も、ここでは温かく受け止められます。時には夜遅くまでお茶を飲みながら、それぞれの人生を語り合える。
そんな「実家」としての存在であり続けたい。




子どもたちの「明日」のために、
私たちができること
ファミリーホームとは、
特別な施設でも、理想の家庭でもありません。ただ、子どもたちに寄り添い、共に暮らし、明日への一歩を支える場所です。一緒に食卓を囲み、日々の出来事に笑い合い、時には涙を流す。そんな何気ない日常の積み重ねが、子どもたちの未来を育んでいきます。
こども家庭庁が定める「小規模住居型児童養育事業」。その制度的な言葉の裏には、「家庭で育つ」という、子どもたちにとってかけがえのない価値が込められています。5〜6人という小規模な人数だからこそ、一人ひとりの個性に寄り添い、心に耳を傾けることができます。
私たちは、この家で、子どもたちの「生きる力」を育んでいきたいと考えています。
家庭での暮らしは、教科書では学べない多くのことを教えてくれます。朝の「おはよう」から始まり、夜の「おやすみ」で終わる一日。その中で、基本的な生活習慣を身につけ、人との関わり方を学び、自分の未来を思い描く力を育てていく。それは決して急がず、でも着実に、子どもたちの心に根付いていくものだと信じています。
私たち「米重さん家(げー)」は、里父母と、実子たち、そして新しく家族となる子どもたち、最大は総勢10人が暮らす家庭です。近隣に住む祖父母や親族のサポートも得ながら、まさに「地域で育てる」という昔ながらの子育ての形を実践しています。
子どもたちには、それぞれの個性があり、それぞれの物語があります。
私たちにできることは、その物語に寄り添い、共に歩み、時には道しるべとなることです。将来、自立した生活を送るために必要な知識と経験を、この家での暮らしを通じて、少しずつ、でも確実に積み重ねていってほしい。それが私たちの願いです。



ご支援のお願い
ファミリーホーム「米重さん家(げー)」で生活する子どもたちのために、温かいご支援をお願いいたします。
「米重さん家(げー)」では、様々な事情により家庭での生活が困難になった子どもたちに、家庭的な環境のもとで温かい生活を提供しています。子どもたちは将来の自立に向けて、日々の生活や学業に励んでいます。
子どもたちの中には、経済的な不安から夢を持つことを諦めたり、やりたいことを断念せざるを得なかった子もいます。親御さんが生活の糧に忙しくしておられて「やりたいことがある」と言い出せない…それが積み重なった生活歴のお子さん方がいます。
鹿屋市は国立の唯一の体育大学「鹿屋体育大学」があり、スポーツ応援の盛んな地域です。一緒に試合観戦するボランティアさんを探しています。試合観戦などの場合、大人一人で複数の子どものサポートが難しいです。一緒に試合観戦して、時にはサポートもするよ…という方を探しています。
幼少期の習い事などもその一例です。幼き頃に学校の先生以外の「先生」と呼ばれる人に教えを乞う…、大切な経験です。送り迎えのサポートなどをして頂ける方を、求めております。「米重さん家(げー)」は、公共交通機関が乏しい過疎地にあるため、送迎にはしばし時間が必要です。ご理解があり、ご協力いただける方を探しています。
「田舎だから…」の理由で、やりたいことを諦めないで欲しい…です。子どもたちに好きなことを見つけて欲しいと願っています。交通費(ガソリン代)の支給はします。
定期的に訪問が出来る方を求めています。里母(代表)との波長が合い、子ども達と他愛のない会話や、何気ない作業が出来る方を求めています。宿題の丸付けをする、編み物をする、ピアノを一緒に弾く、学習ボランティア等です。月に1~2回程度を希望します。
里父、里母を、「農作業で助ける」方も歓迎します。
過度な肉体労働ではないです。ただし、夏場の暑さは、体力が必要です。
私たちは、子どもたちが将来への希望を持ち続け、自分の思い描く道を諦めることなく歩んでいけるよう、精一杯のサポートを行っています。
しかし、子どもたちにより充実した支援を提供し、この活動を継続していくためには、皆様からのご支援が必要不可欠です。以下のような形でのご支援を随時受け付けております:
- 金銭的なご支援
- 日用品や学用品、衣類などの物資のご提供
- 学習支援や職業体験などの機会のご提供
- ボランティアとしての活動へのご参加
子どもたちの未来のために、どうかお力をお貸しください。 ご支援・ご協力・ご相談につきましては、下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。
【連絡先】
電話番号:099-479-3080
メールアドレス:hanakohuazi@gmail.com
受付時間:10:00~15:00(目安)
※頂戴したご支援は、すべて子どもたちの生活環境の向上と、自立に向けた支援に活用させていただきます。
※訪問される方には、身元の確認を行います。ご理解ください。ご協力をお願いします。
※特別な資格は求めていませんが、希望者多数の場合は、「里親研修」を受講されて「里親登録」している方を優先します。